アルミニウム合金の種類


   既存のアルミニウム合金の種類と特性

アルミニウム合金の名称

材料の状態

引っ張り強さ 降伏強さ 伸び率 特性 機械加工の性能 使用範囲
JIS値 社内規格 JIS値 社内規格 経験值 社内規格
AL6063 型材 板材棒 145 ≥160MPa 105 ≥110MPa 7 ≥7% より良い押出性を持っています。 優れためっき性、耐腐食性、靭性、陽極酸化効果が優れています。 パイプ、棒、型材に広く使われています。
AL6061 型材 板材 棒材 265 ≥260MPa 245 ≥240MPa 8 ≥8% 熱処理強化合金に属し、成形性に優れています。 耐食性が良く、冷加工性が良く、強度は中ぐらいです。 建築型材の軽量構造部品などに広く使われています。車、船、機械部品
AL7075 板材 540 ≥540MPa 480 ≥470MPa 7 ≥6% 高強度可熱処理合金は加工しやすく、耐摩耗性に優れ、耐腐食性、抗酸化性に優れています。 アルミニウム合金の中で強度が一番いいです。 宇宙航空工業、機械設備、金型加工に広く応用され、ハイエンドのアルミニウム合金自転車フレームの製作に使われています。
AL5056 棒材 —— ≥290MPa —— ≥150MPa —— —— 不熱処理合金では強度が良く、耐食性が優れています。 不熱処理合金では強度が良く、耐食性が優れています。 広く応用されているのは、高い耐食性が必要な場合です。
AL5052 板材 175 ≥170MPa 70 ≥70MPa —— ≥15% さび止めのアルミの一種で、強度が高く、疲労に強いです。 耐食性に優れ、溶接性に優れ、冷加工性に優れ、中程度の強度を有しています。 航空機の燃料タンク、油管、交通車両、船舶の板金部品の製造に広く使われています。